「奥飛騨原水」の地

 リゾート地として、にぎわう岐阜県流葉山の西隣、宮川町西谷に有史以来ほとんど人が入ってない山林 タンナカ高原があります。
地元の人がタンナカと呼ぶこの地区は、落葉広葉樹が美しい林を形成する大自然が広がっています。標高1000m〜1300mに位置し、内陸性気候のため降水量は少ないがブナ林が広く樹生しているので水は豊富です。“世界遺産白神山地に次ぐブナ林”と言う声もあるほどです。そして、夏は涼しく、7月頃まで山菜が取れる恵まれた場所です。
 ブナ・シラカバ・トチ・ミズナラ等の自然林が広がり、また、この地区は水源涵養保安林、県立自然公園に指定されているため、多様な鳥や昆虫が生息しています。



私たちはこの周辺に公共林道が整備され車でも出入りできるようになった事にともない、より多くの人に、この大自然を満喫できるように平成12年秋より一般開放することにしました。この一般開放に向けて、平成6年から富山大学・高山短期大学の学生達と共に、下草刈や丸太橋を架けるなどし、渓流沿いに約4kmの遊歩道や尾根沿いに頂上(標高1321m)へと続く登山道を設けました。



遊歩道は、土木業者に依る自然破壊を危惧し、私たちが個人的に開拓した為、自然はそのまま残してあり、渓流には多くの岩魚の泳ぐ姿が確認できます。丸太橋はやむなく伐採した木を使用しているのでタンナカの自然を丸ごと実感できます。

 平成13年秋には自生している樹木に名札を付け、野鳥や蝶の看板などを立てました。来山者の方からは「木の名前や鳥の名前を知ることにより、自然を実感すると共に親しみが持てる。」という嬉しい言葉が寄せられています。
 タンナカ高原 遊歩道散策での見所として、"ブナ林などの広葉樹"、"カラ松林"、"湧水"、"頂上"があります。
また、山菜は至る所で採れるのも魅力のひとつです。
森林浴・ハイキング・運動不足解消・リフレッシュに最適の場所だと思います。

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